お金だけじゃない!資産についてしゃべりたい(債券編)【2024/2/18】
こんばんは!ショージです。
今日は資産について第三弾。債券についてです。
債券は安全資産(価値が下がらない資産)と言われている一つではあります。
でも色々と制約もあるので、上手に使わないと痛い目を見るかもしれません。
前回までの資産の記事はこちら↓
それでは行きましょう。
債券ってなんぞや?
まずは、債券の意味を調べてみましょう。
さい‐けん【債券】
国・地方公共団体・独立行政法人・事業会社などが、資金を調達する際に、元本の返済や利子の支払いなどの条件を明確にして発行する有価証券。購入者は、利子を定期的に受け取ることができ、期日まで保有すれば額面金額の償還が保証されている。国債・地方債・社債など。→外債
コトバンクさんより引用
https://kotobank.jp/word/%E5%82%B5%E5%88%B8-67829
初めて債券って意味を調べましたが、難しい言葉を使いますね。。
ここが日本人の心を遠ざけてしまうなところだと思うのですよ。
簡単に言いますと、借金の証明書です。
ウシジマくんでもナニワ金融道でも何でもいいですが、人にお金を貸す、もしくは借りる際に借用書書くじゃないですか。
あのイメージです。
ウシジマくんの世界では、トゴですが、あの利息は借用書を持っている人お金を払っている。その借用書の様な物です。
それで借りている側はその借りたお金に対して、金利(利息)を付けて償還(返済)が行われるといった感じです。
期間としては、色々とあり、それもまた説明します。
貸した金、返せよ!
まずは債券の良い所を紹介します。
債券の良い所
これは、外貨と違って、為替とかで価値の変動がないのに、銀行に預けておくより金利が高い。この一択です。
今の銀行の普通金利っていくらか知っていますか?
1990年の時は2.08%だったそうです。銀行に預けておくだけで。。すごいですね。
そして現在、2024/2の時点で平均で0.001%だそうです。
100万円預けて年間10円です。。これは寂しいですね。。
1000万円預けても年間100円。マックでハンバーガーも食べれません。。
これに比べて債券であれば、
金利の低い国債であれば、0.05%
金利の高い社債であれば、5.4%なんてものもあります。(種類は後程)
比較的、安全な資産で利回りが高めな商品としてはメリットがあると感じます。
当然、利率が高い方がリスクが高くなるので注意!
債券ってどんなものがあるの?
債券にもいろいろと種類があり、貸す相手が違います。
それでは色々な債券見てみましょう!
国債
安全資産と言うのはこの国債です。
国債はその名の通り、国つまり日本に対する借金です。
僕らも国に対して金を貸し付けることが出来るのです。
これを「個人向け国債」と言います。
相手が国ですから、さすがに安心ですよね!なので安全資産と言われるのも納得です。
ですが。。。金利が低いです。
2024/2の時点でこちら
3年国債 | 5年国債 | 10年国債 |
---|---|---|
0.49% | 0.25% | 0.05% |
ちょっと低いですよね。。安全なので仕方ない所もありますが。
この国債は国がどれだけ金を欲しがってるかも分かります。
色んな政策をしたい時は国も金が必要になります。
なので、金利を上げてお金を集めようとします。
んじゃこの国債の金利が10%とかになったら。。。国の財布がやばいんじゃないかと疑った方がいいですね。これくらいの方がいいのかもしれません。
評価はこんな感じでしょうか。
安定度:
利 率:
満足度:
地方債
お次は地方債です。
地方債は地方公共団体(都道府県や市町村)が発行する債券です。
もちろん利率も地方によって変わるのですが、こちらも金利は低めです。
大体0.7%~0.8%くらいでしょうか。
国より、ちょっと安心度減るし利率が低いなら、する意味なくね?
そう思う方も多いと思います。僕もそうでした。
ですが、自分の県にお金を貸すと思えばどうでしょう。
国にお金を貸しても自分が恩恵を受けれるのは少ないですが、県や市町村になると、そのお金で政策を何かしてくれれば自分が受けれる可能性は高くなります。
自分の県だし、ちょっと助けてやろうか!って気持ちになれるかなと思います。少しね。。
という事で評価はこちら。
安定度:
利 率:
満足度:
社債
最後は社債です。
これは会社が発行する債券です。
少し前に楽天さんが社債を発行して話題になっていましたね。
会社への債券なので、かなり多くの債券の種類があり、利率が高い物であれば5.4%なんてもののもあります。
会社としては、出来るだけお金を持っておいて、どんどん業績を上げる投資をしたいですよね。
もちろんですが、これは会社がつぶれると、かなりお金減ってしまいますので、他のと比べると少しリスクが高いです。また株券であれば、株主総会とかで会社に意見を言えたりするのですが、株券でもないので、その会社に文句が言えません。
なので潰れそうでも指をくわえて耐えるしかないのです。これはデメリットと言えますね。
しかも高い金利で金を借りまくっている会社って。。何かイメージ悪いですよね。
ウシジマくんにやられるフラグでてます。
なので評価はこんな感じ
安定度:
利 率:
満足度:
他にも米国債などがありますが、今回は割愛。
さて債券について、少し分かってきたところで気を付けるポイントがあります。
債券で気を付けること!
債券は少し気を付ける事があります。
それは長丁場になるという事です。最低でも1年はその貸した金は返ってきません。ですので、資金拘束力(使えないお金)が発生してしまうのです。
期間は債券を買う最初に決めます。
貸す期間が長いほど金利は高い傾向にありますが、当然、資金拘束力は高まります。
この天秤が難しい所だと思います。
年齢が若い時の方がお金を使いたい事がいっぱいありますものね!
次に債券、実は途中で売る事が出来ます。
なら金利が高いヤツ買っておけばいいじゃーん
と思った、そこのあなた!
そうは大根おろせません。
債券を満期になるまで持たないとお金を差し引かれるシステムです。甘くないんですね。。
なので下手するとお金を貸したのに返ってきた際は減ってる。。なんてこともあり得ます。
これが債券のデメリットといえるでしょう。
これが債券のやり方か。。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今すぐに使わないお金があるのであれば、債券を買うのも一つの手だと思います。
少しずつ商品を知っていって、色んな選択を出来るようにしましょう!
んじゃ今日はこの辺で!
以上